【スティングレイレザーについて】エイ革の歴史

query_builder 2022/06/02
本革エキゾチックレザー
五重塔

【エイ革の歴史】

エイ革は昔から刀の鞘(さや)や刀の柄(つか)、鎧の装飾などの武具に使われていました。耐久性と丈夫さ、凸凹があるため滑り止めとしても使われてきました。
1000年以上も前から武具や装飾などに活用されてきた革です。



南北朝時代(14世紀頃)の「牡丹造梅花皮鮫鞘腰刀拵(読み方:ぼたんづくりかいらぎさめさやこしがたなこしらえ)」という国の重要文化財の腰刀にも使われていたりもします。
南北朝時代は、武器・武具の装飾性がひじょうに高まった時代である。


「牡丹造梅花皮鮫鞘腰刀拵」は、そのようなかざりを誇示した貴重な腰刀である。鞘は梅花皮鮫を着せ、上から黒漆を塗って研出したもので、金具のうち口金・折金・裏瓦は鍍金磨地、栗形は鍍金山道彫り、鐺(こじり)は魚子地(ななこじ)に牡丹文を高彫りであらわして鍍金を施している。

 鞘全体を包む梅花皮鮫は、南洋で産するエイの一種の皮を用い、刀剣外装の部材の中でもとても高価なものであった。

中でも表面を研出すと梅花文様になる梅花皮鮫がもっとも珍重された。


参考文献:牡丹造梅花皮鮫鞘腰刀拵



上記の物はとても貴重な歴史的な物ですので、皆様も是非実際にご覧になってください。


私も機会があれば梅花皮(かいらぎ)などのエイ革を使われている刀や鎧などを見に行きたいなと思います。

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ANiMA leather

住所:福島県石川郡浅川町大字浅川字背戸谷地158-3

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