【スティングレイレザーについて】エイの種類

query_builder 2022/05/31
本革エキゾチックレザー
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【エイ】


革になるエイの種類は主にアカエイとイバラエイです。
今回はこの2種についてご紹介します。



アカエイ

○アカエイについて
アカエイ(赤鱏・赤鱝、Hemitrygon akajei)は、トビエイ目アカエイ科に属するエイ。日本を含む東アジアの沿岸域に広く分布し、分布域では普通に見られる。食用にもなる一方、尾には強力な毒の棘があるので注意が必要。

革の中心にあるスターマークが特徴で、主に製品の顔となる部分に使用されており、
エイ革はその丈夫さから、昔から刀の柄や武具などに使用されてきました。



イバラエイ

○イバラエイについて
イバラエイ(茨鱏、学名:Urogymnus asperrimus)はアカエイ科に属するエイの一種。稀種。底生でインド太平洋熱帯域、西アフリカ沖で見られる。ほぼ円形の体盤と鰭膜のない細い尾を持つ。この科には珍しく毒棘は無いが、全身が大きく鋭い棘に覆われている。

革はとても丈夫で特に武器の柄に用いると戦闘中に滑りにくく、日本刀の柄、鞘に用いる最上級の皮として梅花皮(かいらぎ)と呼ばれています。





○イバラエイの革
「スタースティングレイ」という呼び名
イバラエイには無数の鋭い棘があり、ポリッシュ加工を行うことにより棘が削られ星形の模様に見えることから海外では“スタースティングレイ”と呼ばれています。

「梅花皮(カイラギ)」という呼び名
日本では皮表面を加工して針を削り落とした断面がまるで梅の花のような模様から“梅花皮(カイラギ)”と呼ばれています。

刀梅花皮

参照:刀剣ワールド【梅花皮を使った鞘】



皮革の中で高価な物といえばクロコダイルが有名ですが、なんとイバラエイのほうが高価なのです。いわばイバラエイは皮革の中の王様です。

世界的にイバラエイは月に1匹や1000匹に1匹水揚げされるかどうかという希少性の高さがあり、エイ革の中でも全ての皮革の中でも大変珍しい代物でもあります。
まさに幻の革ですね。

「梅花皮(カイラギ)」の革はANiMAでもまだ使用したことが無いエキゾチックレザーなので、今後とも”梅花皮”で長財布やミニ財布にチャレンジしていきたいです。



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ANiMA leather

住所:福島県石川郡浅川町大字浅川字背戸谷地158-3

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